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特別な…


――木曜、か……。



10月16日木曜日。

今日も学校が終わった後は撮影がある。

撮影……の他に何かあった気もするな。



思い出せないまま、いつもより少し早めに学校へ向かう。



       ◇◇◇



「みゃぁ〜」

「おはよ。夕べは寒くなかったか?」



体育館裏――こいつらとの付き合いも、ずいぶん長いよな。



「みゃぁ〜」

「腹、減ったのか?ちょっと待ってろ……ほら」

「みゃぁ〜」



こいつらといると、なんだか心が和む。

友達――に、なるのか?

なら、あいつは……。

あいつは俺のこと、どう思ってるんだろう。

『友達』?

それとも――



「みゃ?」

「ん?」



――足音が、する。



「あれっ、珪!早いね。何してるの?」

「いや、ちょっと……。おまえこそ早いな。めずらしく」

「めずらしく、は余計でしょ。」

「で?」



なに、してるんだ?



「で?……あ、あのね、教会に行こうと思って」

「教会に?」

「うん!」



なにしに?



「なにしに行くんだ?」

「えっと、見るだけ?」

「見る……だけ?」

「あの教会見てるとね、なんだか不思議な気持ちになるの。なんでかなぁ」



不思議な気持ち……。



「それって、どんな気持ちなんだ?」

「どんな……う〜ん」



たとえば、懐かしい……とか。



「たとえば――

「あの、ね……懐かしいかな、って」

「…………」

「ほら、わたし昔この辺に住んでたから、来たことあるのかも。それに――

「それに?」



それに、なんだ?



「みゃぁ〜」

「あっ、みんなよく食べてるね〜。ランもいっぱい食べた?」

「なぁ、蘭――

「そうだ、珪!ちょっと目閉じて、両手出してくれるかな?」



目を閉じる?手を出す?



「ねっ?」

「……こう、か?」

「うん!えっと……うーんと」



ガサゴソ音がするな。

何してるんだ?



「はいっ!目、開けて?」

「…………」

「お誕生日おめでと。珪」

「覚えて、たのか……」

「あたりまえでしょ!珪はなんで自分は生まれた日忘れるの?『特別な日』でしょ?」

「特別な、日……。ヘンなやつだ、おまえ」

「ひどいなぁ。誕生日が『特別な日』って、珪がわたしに言ってくれたコトバなのに……」



俺が言ったこと、覚えてたのか――



「なぁ、開けても、いいか?」

「……いいよ」



まくら――ネコの耳付き?



「…………」

「あ……ごめん、ね」

「なんで謝るんだ?」

「気に入らなかった、よね」

「…………」

「ごめ――」

「サンキュ。これ、気に入った。大事にするから」



だから、泣くな――



「……本当?」

「あぁ。『特別な日』にもらった、『特別なもの』だからな」



『特別なひと』からの。



「はぁ、よかった〜」

「もどった、な」

「なにが?」

「いつものおまえに」



俺が好きなおまえに。



「好きだ……」

「えっ!?」

「おまえの……笑った顔」

「あっ……えへへ」

「みゃ?」

「さ、そろそろ教室行くか」

「ま、待って。珪!」



       ◇◇◇



今はまだ『友達』でも

蘭なら――おまえなら

きっと……


 

あっはっは!
許してくだせぇ、お代官様(え?)
これがあっしの処女作なんどす(誰)
途中とか手直ししたんだけど。
そしたら…ちょろっとお話変わっちまったべよ!
ぎゃはは!
・・・・・。
(遠い目)
あー恥ずいぞ!?コレ。
しかも最後なんだよ?
…話変わったんだから仕方ないんだよ!(逆切れ?)
・・・・・。
えーい、オレのあほー(まどりん)

(・・・・・只今おもいっきり反省中・・・・・)

ごめんなさい、ごめんなさい…(珪たんゴメンよぉ)