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姉想い


「おっはよ〜!……あれ!?なんだよ、ねえちゃん。今日は早起きじゃん」

「早起きしちゃ悪い?」

「べっつにー」



ねえちゃんが俺より早く起きるなんてめずらしいな。

今日は雨が降ったりして。

なーんて。



「あれ、今日はやけに大荷物だなぁ。なぁに持ってくのかな〜っと――

「ちょっ、触っちゃダメ!」

「ちょっとくらいイイじゃんかよ〜」

「ダ〜メ!」

「じゃあさ、何が入ってるのか教えてよ」

「ダメだってば」

「どうしても?」

「どうしても。尽には関係ないでしょ」

「ちぇっ。ケチ」

「ケチで結構です〜」



ねえちゃん、こう見えて結構頑固だからな。

こりゃ絶対教えてくれないな。

荷物抱きかかえちゃってるし。

しっかし、何持ってくんだ?

リボンなんか付いちゃって。

……プレゼント、か?

ってことは、誰かの誕生日とか?

手帳、手帳っと――

ははーん。

相手は葉月、かぁ。



「ねえちゃん、やるねぇ」

「なにが?」

「へへっ。まぁ頑張ってよ!」

「え?ニヤニヤして……ヘンな尽」



ねえちゃんも恋してんだなー。

プレゼント見てニコニコしちゃってさ。

…………。

――恋。

ねえちゃんが葉月に取られ――それはイヤだ。

けど、ねえちゃんが幸せになるなら……。



「さってと。じゃ、わたし先に行くね。いってきま〜す!」

「えっ、ちょっと待っててくれよ!ねえちゃ〜ん!」



       ◇◇◇



ねえちゃん、俺……ねえちゃんの恋、応援するからな!

って言っても、一応、だけどな。

だって、誰よりも一番ねえちゃんのこと想ってんのは、この俺!だからな。


 

紙に書いておいたのと、だいぶ違うものになりました〜。
書いておいたのは、すっごく短かったし。
8行です!(短ッ!)
なので、考えながら書いて、即アップ。
尽…どですか?